馬場駿の本棚

25年間文芸同人として創作を続け小説を4冊上梓しました。当HPでは、『小説太田道灌』『夢の海』『キルリーの巣窟』『無彩色の森』を読んでいただくことを主目的にし、同時に私を育ててくれた岩漿文学会と、同会が発行する同人誌『岩漿』をご紹介させていただきます。

(2)と(4)の販売 サガミヤ書店
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日々を活かすために創る

小説それぞれのご案内と全文

💛up! 『文の小径』(ふみのこみち)  400字詰120枚/A4-39ページ*PDF 無料

 馬場駿にしては珍しい物静かなストーリー。2018年執筆。今回初めての公開になります。2020年同人誌『岩漿28号』に載せた短編30枚の『一人静抄』は本作品の後日譚です。同人誌をお読みになった方は本作で物語をつないでくだされば幸いに思います。

  『文の小径』:こちらから開いてください  ➡ fuminokomiti  

 『一人静抄』の方はすでにページ2で公開しています。

💛最新作 『罪の連環』  罪を犯したのは連続殺人犯二人だけなのか⁉

 馬場駿が25年前に90枚で書いた推理小説のテーマを視点を変えて400枚で創り直した警察小説。実際の地名などは出てきますが施設・人物・事件などは当然ながらフィクションです(念のため)。

  こちらからページを開いてください ➡  tuminorenkan PDF 100ページ 当然無料です。

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 【全頁に関するお知らせ】

 💛以下ホームページ全編を通じ URL をクリックして読む記事も本も当然ながら全て無料ですのでご安心ください。筆者自身かなりクリック恐怖症なので重ねてお伝えする次第です。

 💛今回の再出発に際し更新・補足した記事部分の色暫定的に濃紺にしました。記事本文以外の濃紺部分はいままでどおりですから誤解なきようよろしくお願いいたします。

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   上梓した4冊の小説

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 💛江戸城築城の稀代の軍師太田道灌はなぜ主君に謀殺されたのか

(1)『小説太田道灌』  馬場駿 A5判252頁 発行岩漿文学会  装丁露木博子 ▽時代小説

 平成18年12月25日発行で処女出版でした。版下まで自分で作り印刷と製本のみプロの印刷所にお願いしました。何も知らないところからの、手探りの出版で最も印象に残っています。

 【文明18年(1486)の秋の初め、江戸城築城で有名な関東は扇谷上杉家の家宰(家老職)である太田道灌(おおたどうかん)が、主君上杉定正の命をうけた太田家子飼いの武将曽我兵庫祐賢(すけかた)によって暗殺された。享年55歳。当時逆臣の濡れ衣を着せられていた道灌は、そもそも30数度の戦に勝利した稀代の軍師、命を狙われることは当然予測できたはずだが、あっさりと部下に屠られてしまったのはなぜなのか。小説はこの答えを摸索するために書き始めた。あえて書名に「小説」と入れたのは、この作品が歴史研究書の類ではないことを予め告知したいからだった。太田道灌は研究書や小説が極々少ない不思議な武将である。】          

    下記のリンクをクリックしてください。小説の発行時版下と同じ全文が読めます。また各別記載が無い場合でもリンクした作品や各種文章は原則としてPDF化してあります。

    『小説太田道灌』   

      装丁はデザイナ-・画家 露木博子 

    ➡ 『小説太田道灌』    otadokan1      PDF   

            ➡2段組がよい方に       otadokan2dangumi1 

なぜペンネームが馬場駿なのかは「ページ3」の文芸あれこれからどうぞ。

 ☆300部印刷しましたが、現在著者馬場駿の元には残りがありません。静岡・神奈川・東京を中心に44図書館に寄贈しましたが、いまも蔵書としてあるかどうかは不詳です。書店の在庫はありません。発行時に寄贈した図書館は「ページ3」の「あれこれ」欄からご確認ください。

  ☆彡関連情報 (以下同じ)

   ◇太田道灌に関する総合的なHP➡ https://doukan.jp      道灌末裔太田資暁主宰

   ◇道灌研究書/史跡と伝承地200か所探訪記→ 尾崎孝著『道灌紀行』A5判414頁 道灌文庫発行

   ◇表紙デザインの露木博子作品→  https://www.youtube.com/watch?v=M_APsSxp7ko 

   

  💛愛って何なのか、あなたは自分に答えられますか

(2)『夢の海~愛を載せる秤をください~』馬場駿 A5判250頁 装丁平井和枝▽ラブサスペンス

 平成24年11月3日発行。そもそもが某推理小説新人賞に応募するつもりで書き始めたものでした。ところが創刊したばかりの同人誌の原稿が増えず、当時会の代表であったところから同誌の掲載作に回しました。結果的には正解でしたし、単行本にして良かったと思っています。

 【この作品を書き始めてみると或る想いが独り歩きを始めた。「愛って何だ」ということがそれだ。ところでこの「愛する」が自分の中で明確にならない。そこで私は登場人物の何人かを使って、読者に問いかけようと思った。「教えて。人の心のどこや何を指して愛と言っているのか」と。また、小説では「愛」の存在が問われる実親子、養親子、夫婦、恋人、愛人、兄妹、姉弟、兄弟など様々な人間関係を俎上に載せた。さらには「愛」は「心」の渇きと同義だとして、その過剰や放埓さがもたらす、憎悪、嫉妬、狂気、報復、裏切り、性的暴発などのダークサイドも執拗に描いてみた。気がつくとこの小説は、謎解きは二次的になり、サブタイトルが必要なほどの愛の物語になっていた】(あとがきから)

    『夢の海』

  下記のリンクをクリックしてください。出てくるのは全文です。  

   

    ➡ 『夢の海』      yumenoumi1    PDF  

                  ➡2段組がよい方に  yumenoumi2dan1

   ☆300部刷りました。もし購入ご希望の方がいらしたら左上のサガミヤ書店までご連絡ください。本の定価は1,000円です。

 ☆彡 ◇同人誌岩漿(がんしょう)は年1回発行の総合文芸誌です、馬場駿は現在OBで投稿   

 ☆「岩漿文学会」につきましては画面左上の「ページ1」クリックで紹介ページにどうぞ。

 ☆馬場駿作の同人誌掲載小説の一覧は「ページ3」からどうぞ。

 💛最後まで信じていたい人は誰、自分て何、激動の昭和でもがく青年がいた

(3)『孤往記』 馬場駿 B5判204頁 制作オフィス・ミュー(扇田麻里子) デザインエッグ社発行    

 自伝を匂わすタイトルですが小説(虚構)です。ただ、少年期からの最悪な環境下で培った自らの「力」で大都会の中、心さまようように、社会に挑むように、そしてある意味ピュアに生き抜いていく主人公駿を通して「昭和の青春」を描き、父が倒れ貧困から高校を任意退学して、食うや食わずの独学生活に入った筆者自身の苦悩の実体験がベースにあります。家族構成、生い立ち、女性の登場人物は全くのフィクションですが。自伝に見える創り、そう言えるかもしれません。

 上梓した本の中で唯一プロの制作に委ね「私家版」としませんでした。そのため本の単価は自分では決められませんでした。以上により著者の元には在庫が無く、私自身もアマゾン経由で購入するという仕組みになっています。

    koouki 

    

 もし読んでみたいと思われる方がいらしたら、インターネット「Amazon本」画面から書名『孤往記』(こおうき)と打って検索願います。出て来ましたら本の表紙画像の上に「なか見検索」とありますのでクリックすると冒頭の数ページを読んで内容の一部を確認することが出来ます。

  ☆彡 ◇出版工房 オフィス・ミュー➡ http://shuppan-myu.com

      ☆「私家版」とは「①個人が自らの費用で出版して②比較的狭い範囲に配布する書籍」です。 『孤往記』は、①には該当しますが②ではなかったので私家版ではないと判断しました。他の私の本は全て私家版です。

 💛会社を潰したのは本当に観光不況なのか、菜穂子の人間探査は過酷だった

(4)『キルリーの巣窟』 馬場駿 A5判266頁  装丁平井和枝  ▽企業小説

 大都市横浜の著名書店で観光ホテルの経営に関する本を物色していて驚きました。シティホテル経営に関してはかなり分厚い書が十数冊もあるのに、観光ホテルについては皆無なのでした。そもそも「経営学」の対象ですらないのでしょうか。業種としては旅館業です。もう10年以上も前になりますが、経験と観察を下地にして『旅館さん頑張って』という改善案をしたためましたが、利用も注目もされずに終わりました。ただ、お一人だけ私の旧HPをご覧になった方が「旅館の経費を研究しているので」とコメントをくださいました。嬉しかったのを憶えています。

 【この小説は当然ながら虚構で、ヒロインの小糸菜穂子の実在モデルも存在しません。旧態依然とした同族経営の観光ホテルが傾きかけているところへ融資銀行から密かに内偵を依頼された女性が入り、観察するだけのつもりがいつしか立て直しの可否を自分に問う形でのめり込んでいきます。そのプロセスの中で「人間」そのものを見詰めていくのですが、じつはこの派生テーマの方が狙いでした。家族って何、愛って何という、私の小説にあるいつもの底流も確かにあります。小説中の銀行や観光ホテルも創作です。 タイトルにあるキルリーとは羽ばたいても後ろ向きにしか飛べない伝説の鳥です。】 

    キルリーの巣窟    

    ❤『夢の海』に引き続きこの表紙画を担当した姉の和枝は2020年晩春に病死しました。

    クリックで上梓したものと同じ版下のかたちで読めます。

    ➡ 「キルリーの巣窟」(小糸菜穂子が独り往く)   kirulynosoukutsu   

       ➡2段組がよい方に   kilury2dan1

 ☆200部刷りました。本の購入にご興味のある方は左上のサガミヤ書店にご連絡ください。本体の定価は1,200円です。

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(5)新作長編/上梓できなかった作品

  💛自死で老いに決着を、情死で生き地獄に終止符を、二人の道はようやく繋がって

 『無彩色の森 ~タナトスの針路のままに~ 馬場駿 A5判319頁  ▽社会派+愛の小説                             

 【人のために生きて来た人間、生きがいを求め、それを心の糧として働き続けた人間、かれらには年老いて独り暮らしをするのは無理。それは老人禁錮刑とも言うべき日々だからだ。身内を含め人に迷惑をかけないことを内心誇る人間、人の世話になるのを恥としてとらえる人間、年老いた彼らが密かに望むのは自死。この小説の主人公波城広志の弟良治は、実兄はその両方に該当するという。その波城は或る日、全てを棄て家族から離れ独りさすらいの旅に出る。最終目的に至る途上で遭う人々もまた、無縁社会の中で追い詰められ、壊れかけていた。その中で彼は…何を想う。】

 この作品は1年半をかけて著者が人生最後の長編として創ったもの。決して楽しい小説ではありませんが、究極の愛の物語でもあります。読者がここから何を感じてくださるのか、それが楽しみです。

   ➡「無彩色の森」版下全文をお読みください。 musaishokunomori  

       ➡2段組がよい方に   musaisyokunomori2dan

☆5冊目の出版のつもりでしたが、表紙画の姉も死去、無期限延期としました。それでもたくさんの人に読んでいただきたくて2020年或る著名出版社の公募に応じ電子発行推奨作に選出されました。しかし経費負担が大きすぎ残念ながら結局辞退。ですからこれはいわば私的電子出版です。

    musaisyokunomori  

               これは「幻の表紙画」です

※すべての作品に付き2段組PDFは、端末が小型の画面の場合に頻繁に縦スクロールする必要があって読みにくいとの読者のご指摘に応えました。

更新履歴

2019年9月21日第1回 同9月22日更新   同24日25日更新

2019年10月15日更新   同25日 同28日更新

2020年1月22日全文チェック

2021年5月2日更新を再開 5月5日、5月10日更新 5月23日更新

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